ラグナロク柔術は香川県高松市で活動している非営利運営の柔術道場です。 当道場は会費収入の大半を設備投資や運営上の必要経費に充てているため、リーズナブルな会費で快適な練習環境を提供することができています。 また、当道場のカリキュラムは基本に重点を置きつつも、コンペティション、グラップリング、市街地戦対応、護身術と幅広く対応しています。 当道場には柔術を本職とする専門家はいませんが、指導は国内外で数々の入賞歴を持つ複数の黒帯が担当しています。 指導上のモットーは「技術の言語化」です。柔術の技術にはいわゆる暗黙知(Tacit knowledge)が多く含まれます。その暗黙知の次元を言語で表現するには、相応の語彙力が要求されます。 例えば自転車。仮にその乗り方を動作だけで表現したりあるいは数式を用いて説明したとしても、習う側がそれを理解できなければ互いに仕合せにはなれません。 柔術も然り。(あなたが天才でない限り)動作だけを見てその背景にある技術や哲学を全て理解するのは不可能でしょう。そうであればこそ、道場でのリアルな経験(体験+解釈)に意義が出てきます。 当道場では、暗黙知レベルの技術をビジュアルだけでなくわかりやすい言葉で伝える指導を心がけています。 私たちが目指す柔術は技術面に限って言えば、体力的・精神的資質における弱者が強者に負けないようになることです。重要なことは、勝つことではなく負けないことです。そしてその物理的な強さは、同時にあなたの心を強くし、むしろ柔術以外のフィールドであなたの役に立つでしょう。